スキルアップで生まれる心の余裕

介護職がスキルアップをすることは、心の余裕に直結します。キャパシティが増えれば、昔は100%のチカラを発揮していた状況を70%や80%でこなせるようになるわけです。心の余裕はストレスの軽減につながるので、慢性的なストレスや疲労を防止することにもなります。

スキルアップで大切なのは介助業務の品質向上だけではありません。自分の身体に負担をかけない働き方を模索することもスキルアップの一環です。介護の仕事は腰痛を招きやすい傾向がありますが、ベテランになるほど腰に負担をかけない姿勢を維持できるようになります。例えば腰を曲げるのではなく、落とす感覚を身につければ業務はぐっと楽になるでしょう。

同僚や利用者とうまくやっていくためには、コミュニケーション能力と思いやりの気持ちが欠かせません。仕事を辞める大きな要因に人間関係の悩みがありますが、同じ職場で働いていても人間関係で悩む人、悩まない人に分かれるケースは少なくないです。協調性をもって周囲とトラブルなくやっていける能力は、あらゆる業務に活かすことができます。

資格取得も、スキルアップに役立ちます。介護福祉士の資格を取得すれば、転職において有利になるのは間違いありません。現在の職場で働きながら待遇改善を希望する場合も、資格を取得するのが手っ取り早いです。介護福祉士の資格を取得したら、月給が数万円も増えたという話もあります。収入をアップはモチベーションアップにつながり、それがさらなるスキルアップの動機となります。もちろん心の余裕も増えて、思いやりの気持ちを持って接することが可能になります。